トレーニングをするだけでは不十分?

トレーニング

こんにちは!Venty Golf Fitnessの菊地です⛳️

今回はゴルフの飛距離アップやスイング安定のためにトレーニングをしている人に向けた内容になります。

単純にトレーニングをすればしただけ飛距離が伸びるといった間違った解釈をしてほしくないので、この記事を書いています。

この文章を読むことで、あなたのトレーニング効果をアップさせる自信がありますので、ぜひ最後まで読んでくださいね😀

なぜトレーニングをするのか?

ゴルフの飛距離を伸ばしたり、ベストスコアを更新するために、練習量を増やしたり、クラブを変えてみたり、いろんなモデルチェンジを繰り返して来られたと思います。

自分もまだ野球という競技をやっていた頃に経験しているのですが、ホームランを打つために、素振りを毎日1000本振ったり、トスバッティングをひたすらしていた時がありました。

ですが、なぜかそれが結果に結びつかない。

トレーナーになった今思うと、それはそうだろうと納得できます。

なぜなら、「練習は技術を向上させるもの」(もちろん練習によってある程度身体能力も上がりますが)であって、練習だけだと「現在自分が持っている体力」という枠組みの中でしか、向上が見込めないからです。

試行錯誤する中で、当時の自分は無知ながら、トレーニング環境があることに気づきスクワットやベンチプレスなどを取り入れることにし、それによってバッティングだけでなく、投げるという動作にもポジティブな変化が出ていることがわかりました。(結果ホームランを打つことができました)

ホームランを打つために必要な体力レベルに達していなかったので、どれだけ練習をしてもホームランを打つことができなかったと表現すればわかりやすいのではないかと思います。

基本的にやりたいことをできる体力レベルでないとそれはできないということです(ゴルフスイングで例えるなら、インパクト時に右の脇がしまる動作である外旋はそもそも外旋の可動域がなければできないなどです)

つまり、練習だけで勝てるなら(ホームランを打てるなら)トレーニングをする必要はないんです。

でも、練習だけではそれができないからトレーニングをする。

でもトレーニングをしたからといって思ったような結果に結びつかない場合がある!

トレーニング=パフォーマンスとは言えないんです。

なぜかというと、トレーニングはその人の体力レベルを上げてできることの幅を増やすためのアクションであって、トレーニングによって上がった体力レベルを使いこなすために技術力も向上しないとそれをうまく発揮することが難しいからです。

※ここで言う「技術」とはスコア自体やグリーン周りからピンに寄せる技術のことではなく、「飛ばすための技術」のことです。

いわば、トレーニングによって得られた効果を技術に結びつけるためのアクションが必要ということです。

ゴルフの飛距離アップで言えば、トレーニングによってパワー、バランス、体幹固定力など、全てにおいてレベルアップした人がいるとします。

体力レベルが上がったとしても、ヘッドスピードを上げるため練習をしていなければ、ラウンド(試合)でいきなり飛距離が伸びることは考えにくいです。

ただし、ヘッドスピードが上がらなくても、トレーニングによって体幹が強化され軸のブレがなくなることによるミート率アップで飛距離が伸びることは十分考えられます。

そこで提案したい体力→技術を結びつけるアクション

飛距離を伸ばすためにとても重要だなと思う練習があります。

それは、「重いものをヘッドスピードを測りながら振ること」です。

ベンティの会員様にはもれなくやって頂きたいと思っているくらいです。具体的なやり方はトレーニング中にお伝えさせて頂きます。

野球のバットやゴルフの練習器具で販売されているバットでも構いません。

(どれを使えばいいかわからない方は直接お聞きください!)

重いものを速く振るために必要な能力が、ゴルフの飛距離を出す能力と繋がってきます。

超簡単に説明すると、野球経験者の男性がゴルフでめちゃ飛ばすと言った言葉で片付けることもできます。

腕でなく、体の捻転を使わないとスピードが出ないので、体で振ることを自然と覚えることができる練習です。

トレーニングによって、壊れにくい体ができているので、トレーニングを続けている方におすすめです。

※トレーニングを始めたばかりで、基礎筋力レベルが低いor柔軟性が低い方はその段階をクリアしてからやることをおすすめします。

まとめ

トレーニングによって得られた体力レベルの向上は、イコールパフォーマンスではなく、パフォーマンスを引き出すためのアクションである。

体力と技術をリンクさせてパフォーマンスアップするアクションが必要で、飛距離を伸ばすと言った目的であれば、重いバットを振ることをおすすめします。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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